背中が痛い…それは、寝具を変えろというサインです。

腰痛大国と言われる日本ですが、腰、首、背中は密接に関係しているために腰だけにとどまらず、多くの人が首、肩、背中のこりを経験しています。

これほど多くの日本人が首、肩、背中の不快感に襲われる理由は人体の構造を考えればすんなりと理解できます。

上記の図のように、人間の体の中心には背骨が通っています。背骨のことを正式名称では脊椎(せきつい)と呼びますが、脊椎は椎骨(ついこつ)という24個の骨の集合によって形成されています。

 

24個の椎骨は、首の部分の頸椎(けいつい)、胸や背中の部分の胸椎(きょうつい)、腰の部分の腰椎(ようつい)と、それぞれの場所によって細かく名前が決めれれています。

 

そしてこの24個の椎骨の集合体によって形成された脊椎を横から見ると、ゆるやかなS字カーブを描いていて、人は誰しも生まれながらにしてこの「生理的湾曲」と呼ばれるS字カーブを備えもっているのです。

 

私達は重たい頭部を常に肩の上に乗せながら生活していますが、この脊椎の生理的湾曲があるからこそ脊椎にかかる負荷をうまく分散させる事ができているのです。

 

もしもこのS字カーブが崩れてしまったら重たい頭部を支えきる事ができず、首、肩、背中、腰に相当な負荷がかかる事になるのです。実はこれこそが首や背中や腰のこりを生み出してる大元の原因でもあるのです。

 

背中が痛い原因は肩こりや腰痛と密接な関係がある

 

S字カーブを描いている脊椎をはじめとした骨格の複雑な動きをコントロールしているのは、その周りにある「筋肉」です。

 

下記の図のように、体の表面を覆っている筋肉を表層筋と呼ぶのですが、首こり、肩こり、背中の痛み、腰痛に関係してくるのは、首の後ろから肩甲骨全体を覆う僧帽筋、肩関節を包んでいる三角筋、背中から腰や脇を覆う広背筋などです。

 

 

これら表層筋をめくると、その下にはインナーマッスル(深層筋)よ呼ばれる筋肉群で覆われていて、このインナーマッスルが頭の重みを支えたり、正しい姿勢をキープするのに役立っています。

 

しかし、S字カーブが歪んだりしてその周辺のインナーマッスルにかかる負荷が大きくなり過ぎると、それが表面の表層筋にまで波及し、負荷がかかってしまいます。

 

このような流れで表層筋に負荷がかかり、筋肉疲労が起こっている状態が「こり」と呼ばれ、僧帽筋が緊張状態に陥れば首こり、肩こり、背中の痛みが生じ、三角筋が緊張状態に陥れば肩こりが生じ、広背筋が緊張状態に陥れば背中の痛みや腰痛が生じるのです。

 

ただし、厳密には全ての筋肉はそれぞれつながってお互いに影響しあっているわけですから、一部の表層筋が緊張状態に陥ってしまえば、その他の場所の表層筋にも緊張状態が派生してしまうものなのです。

 

このことがつまり、「背中が痛い原因は肩こりや腰痛と密接な関係がある」という事の理由なのです。

 

背中が痛いからと言ってもその原因が背中自体にあるとは限らず、広背筋の緊張が大元の原因になっているのであれば腰痛がそもそもの原因かもしれませんし、僧帽筋が緊張から背中の痛みが生じているのであれば、首こりや肩こりが背中の痛みの原因なのかもしれないのです。

 

背中の痛みや肩こり、腰痛の原因をとりのぞく

 

背中の痛み、肩こり、腰痛などは全て密接に関係しているので、それぞれの箇所が痛んでいる場合はその原因はどの箇所にあるのかをしっかりと探る必要がありますが、基本的には運動不足悪い姿勢ストレスなどが原因と言われています。

 

「ストレスが肩こりや腰痛の原因になることがあるのか?」と驚く方もいるかもしれませんが、人間は大きなストレスを抱え込むと自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると血流が悪くなり、その血流が悪くなる箇所が肩近辺なら肩こりを、腰近辺なら腰痛を発症させるのです。

 

また先述したように、首の痛み、背中の痛み、肩こり、腰痛は全て密接に関連しているのですが、その全てに関係してくるのがやはり体の中心を首から腰にかけて通っている脊椎なのです。つまり、背骨です。

 

腰痛、背中の痛み、肩こり症状を生じさせないためには、背骨が綺麗にS字カーブを描いている姿勢で常に過ごす事が理想なのですが、現代社会ではスマホを見る時間が圧倒的に増えたことで前かがみの姿勢になる時間が圧倒的に増えましたし、それ以外にも、仕事や家事をする際にやはり前傾姿勢になり、知らず知らずの間に脊椎の理想のS字カーブが損なわれ、脊椎に大きな負担がかかってしまっているのです。

 

またさらに、人間は寝ている間も理想の睡眠姿勢をキープし、脊椎に余計な負荷をかけない事が理想です。

 

そこで最近ますます注目を集めているのが、睡眠中に脊椎にかかる負荷を分散してくれる高反発マットレスの存在ですね。高反発マットレスは体圧を分散し、腰や背中に余計な負荷がかからないようにしてくれるのです。

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最近では整体院をはじめとした多くの医療機関でも導入されている高反発マットレスですが、最近では下記の『モットン』をはじめとして多くの高機能マットレスが発売されていますから、背中の痛みでお困りの方は、起きている間の姿勢だけでなく、睡眠中の姿勢から改善していきたいものですね。

 

人間は人生の1/3を睡眠に費やしますから、寝具が体に合っていないと脊椎への負荷がかかり続け、いずれ体が悲鳴をあげる事になります。

 

「背中が痛む・・・」それは、寝具を変えろという体からのSOSなのかもしれません。



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